平成15年3月10日
障害児教育講座

卒業生へ


    卒後10年を経過した卒業論文について



卒業生の皆様には、益々ご盛祥のこととお慶び申し上げます。

 また日頃より、本学の教育活動に対し多大なるご協力・ご支援を頂きまして、改めて御礼申し上げます。

 さて、皆様が在学中に執筆された卒業論文につきましては、これまで講座の貴重な財産として保管させていただくと同時に、後進の学生の卒論指導にも活用させて頂いてきました。本コースの卒論の取り組みに対しては、他講座からも高い評価を頂いているところで、できることなら今後ともこれまで通り、保管し続けたいと考えておりました。

 しかしながら、初期の論文からすでに30年が経過する中で、保管スペースの確保が限界に近づき、加えて消防署視察による保管ロッカーの廊下からの撤去や、教育学部の校舎改修計画などによって、卒論の保管の在り方について、根本的な見直しをせざるを得なくなりました。そして、講座会議において何度か議論を重ねた結果、卒業から10年以上を経過した論文(官界については平成4年度以前)に関しては、執筆者にお引き取り願うこととし、またお引き取りの申し出がないものについては、残念ではありますが、原則として廃棄させていただくことになりました。ちなみに、法令上の公文書扱いとしての卒論の保管義務期間は5年となっています。

 つきましては、誠に恐縮ではありますが、卒業生の皆様にはご都合のつく機会にご来校いただき、ご自身の論文をお引き取り下さるよう、お願い申し上げます。遠方で直接いらっしゃることができない方につきましては、同期生あるいは親しい先輩・後輩に一緒に引き取っていただくようお願いしていただければと存じます。当面、期日は設けませんが、できるだけ早い時期に来ていただければ幸いです。

 なお、現在卒業論文はA棟5階の大学院生控え室(A512)に暫定的に保管してあります。お引き取りの際は、講座教官が立ち会いますので、声をおかけ下さい。

 突然のご連絡で申し訳ありませんが、以上のこと、よろしくお願い申し上げます。


 


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